39歳で妊娠、40歳で出産しました

病院で40歳からの出産は「超高齢出産」と言われて、びっくりしました。私の場合ですが、色々起きた体の変化などを書いていこうと思います。同じような年齢の方や妊婦さんの参考になれば良いと思います。

戌の日参り

妊娠5ヶ月目の戌の日に安産祈願に行く事が戌の日参りです。

私は明治神宮に行きました。

 

どこに行く?

私は5ヶ月に入った頃にはつわりも落ち着いていたので、事前に日にちを決めて旦那さんと母親と3人で行きました。

予約が必要だったり祈願の日時が決められてる神社もあるので、事前に調べた方が良いと思います。有名な神社は戌の日や土日は行列したり待ち時間もある様なので、無理しないように体調と相談しながら決められると良いと思います。

私は明治神宮にしたのですが、明治神宮は予約不要なのと、遠くから来る母も場所が分かりやすいという事で決めました。

 

祈願の流れ

本殿右手の神楽殿で申し込みが出来ます。

2019年の2月に行きました。

腹帯は前もって買っておいた物を持っていくと、預かってくれて一緒に祈願してくれます。

祈願の開始時間は決まっていて少し待つ事もありますが、椅子もたくさんあり、地下にトイレもあるので落ち着けます。

ベビーベッドもあったのでお宮参りや赤ちゃん連れでも行きやすいと思います。

祈願は太鼓が打たれ、お祓いもしてもらい、巫女さんが神楽を舞います。

しっかりやって頂いて、気持ちが良かったです。

お神酒も妊婦さんなので飲むふりで良いですよと声を掛けて下さいました。

 

御守も買って、帰り道には明治神宮内のレストランで食事をしました。

 

1日お出掛けして安産祈願するのも良い思い出になりました。

明治神宮は参道が長いので、体調が落ち着いてる方にはオススメです。

 

 

食べ物について

妊娠中は食べ物も気をつけなくてはいけません。

食事についてもろもろを書きたいと思います。

 

妊娠中の食事

妊娠が分かった時に買った雑誌に『食べて良いもの、控えた方が良いもの』の特集がありました。

ざっくりとカフェインと生ものとマグロはやめておこうと思ってはいたのですが、細かくは忘れてしまうので、小さいメモ紙に書いて財布に入れました。

これで買い物中に悩んでも、すぐに確認が取れました。

 

カフェインは、紅茶やコーヒー、カフェオレなどはカフェインレスの物が販売されているし、大手のカフェに行くとちゃんとカフェインレスメニューが用意されています。

妊娠前は気づかなかったけど、そんなに我慢しないで好きな物を飲めました。

 

また、妊娠中は味覚や好きな物が少し変化します。

私の場合、無性にサラダが食べたくなる事が数回ありました。夜中にどうしてもサラダが食べたいけど材料が無い時は、見かねた旦那さんがコンビニまでサラダを買いに行ってくれたりする事も。

赤ちゃんがキャベツばりばり食べたかったのかなって話してました。

 

おすすめ食べ物

以前にも書きましたが、まずつわりで気持ち悪い時は、ゆっくり白湯を飲みました。あとはトマトも好きでした。

それでも気持ち悪さが収まらない時もありますが。。

便秘予防には、睡眠とたっぷりの水分が効果があったので、これまた白湯や温かいお茶を飲みました。

そして1番好きだったのがバナナです。

便秘、むくみ予防にも良いです。果糖も気になるところですが、お菓子よりフルーツの方が罪悪感が少ないです。

安いし、食べやすいし、おやつに持ち歩きも出来たりと最強でした。

 

またお茶は、カフェインレスの麦茶、ルイボスティー、とうもろこし茶などを飲んでいました。

つわりの時はルイボスティーが苦手でしたが、その後は大好きになり、授乳中の今も飲んでます。

ちょっと美味しくてほっこり出来ておすすめです。

 

臨月になってから、出産後はレストランもゆっくり行けないからと、旦那さんと食べたいものの食べ納め食事デートをしました。

お腹いっぱいのうなぎとパフェを食べに行きました。

これはすごく良かったです。

ごちそうも食べたし出産頑張るぞ!って気持ちになるし、赤ちゃん小さいと中々外食は難しいですが、あの時いっぱい食べたという満足感で外食したい気持ちはあまりありません。

これはオススメです。

体重管理について

とうとうこの話を書く時がやってきました。

妊娠中、1番と言って良いほど頭を悩ませたのが体重管理でした。

毎日毎日、体重の事で頭の中グルグル。

私は元々ぽっちゃりだったのですが、59㎏から68㎏まで9㎏増えました。

それについて書きたいと思います。

 

私の妊娠中の体重

通常、妊娠前の体重がBMIで【普通(18.5〜25)】の範囲の人は8〜12㎏の増加に抑えましょうと言われます。

私はBMIが24.9でギリギリ【普通】だったのですが、先生や看護師さんによっては体重増加を5㎏までや、8㎏までと言われました。

5㎏はキツイ。

以前にも書きましたが、食べつわりだったので、つわりが収まる5ヶ月の頃には既に5㎏増。。妊婦検診に行くたびに、これ以上は増やさないようにと言われ続けました。

 

私の妊娠中の体重、、後半

安定期に入ってからは、毎日散歩して歩く事と、水分をしっかり取って便秘にならない事に気をつけました。

また、急に1㎏くらい増えてしまう事もありますが、そういう時はむくんでることが多いので、水分取ってマッサージをしたり、バナナを食べたりすると少し戻ったりしました。

個人的にバナナはむくみや便秘予防にとても良いと思います!

 

5ヶ月〜7ヶ月まではどうにか体重維持が出来たのですが、8ヶ月からはどうしても体重が増えていきます。

体重が増えると、妊娠糖尿病、腰痛、高血圧、赤ちゃんも巨大児などリスクが高くなる可能性が高いそうです。

友人も産道に脂肪がついてしまい、出産の時すごく時間がかかったそうです。

 

妊婦検診は3週間おきくらいだったのが、後期は毎週になるため体重管理に気を緩める日は無くなりました。

後期は血圧が少し上がってきたので毎日体重と血圧測定をしていました。

 

妊娠中は本当に体重管理が大変です。

いつもは我慢出来る食欲も、妊娠中は我慢がききません。無性に甘いものが欲しい時期などもあります。

そんな時は、赤ちゃんの為に体重管理頑張ろうと思うと、なんとか頑張れる事も。

(我慢出来ない時はアイス食べてました。)

 

体重管理も楽しんで

なんて言ってられないかもですが、それでもせっかくの妊娠中、楽しむしか無いです!

検診で赤ちゃん元気なの見たら、お祝いで美味しいものを食べたり、美味しいものを食べる代わりに往復歩いたり、なんとなく理由つけながら楽しめると良いと思います。

そんな思い出も増えて幸せです。

安定期

永遠と続くと思われたつわりが、とうとう終わりを迎え安定期がやってきます。

私は14週目(4ヶ月後半)でフワッとつわりが終わりました。

これも個人差でずっと続く人もいるので、私は幸せだったんだと思います。

 

安定期の体調

もしつわりの方がこれを読んでいたら、お伝えしたいです。

その辛いつわりはいつか終わります!それまでは体を大切に頑張れ〜っっ!

安定期は驚くほど体調が良かったです。

妊娠後期は体が重たかったり動くと息がきれたりと、またしんどくなるので、やっておきたい事はこの安定期に出来ると良いと思います。逆に言うと、この時しか無いです!

 

安定期にやった事

私が安定期にやったこと

  • マタニティクラス(母親学級)に参加する。
  • マタニティヨガを始める。
  • 友達とご飯に行く。
  • 親戚の集まりに行く。
  • 行きたい所に行く。(映画や美術館、習い事など)
  • 在宅ワークの就活。

などを行いました。

今から思うと、5ヶ月から8ヶ月くらいまでが比較的動けました。

マタニティクラスで会った方は、一人旅に出掛けたと言ってました。

私はそこまで遠出はしませんでしたが、電車に乗って良くでかけていました。

(出かける時は、念の為母子手帳と保険証を忘れずに!)

 

また、つわりが終わると同時に、妊婦検診で体重チェックが厳しくなりました。

もうこれ以上は増えちゃダメと毎回言われました。。

と言う事で、毎日1万歩を目指して歩いたのと、夕飯を少し減らしました。

私は食べつわりも落ち着いていたので、食生活もコントロールしやすくなりました。

人によっては、つわり時期は食べられず、安定期に入った途端、食べすぎて太ったという話も聞きます。

 

でもやっぱり頑張りすぎない

安定期で体が軽くなって、出掛けられますがやっぱり無理しない事が大事です。

 

 

分娩予約 ~ 里帰り出産するかしないか ~

妊娠2ヶ月目、3ヶ月目になると分娩する病院はどこにするのか、里帰り出産をするのかしないのかを決める時期になります。

(地域によってはもっと早い時期、またはもっと遅い時期でも大丈夫かもしれません。出産できる病院が限られていたり、人気の産院は早くに分娩予約が埋まってしまう場合があるようです。)

 

 

既往歴のある方

私は産科のない近所の婦人科クリニックに通っていました。

近所で分娩が出来る病院は限られており、遅くても20週までにどこで分娩したいかを決めて、分娩予約に行く必要がありました。

私自身は数年前に心臓の病気で手術歴があり、その後の経過は順調で問題は無いのですが、妊娠してからも心臓の病院にも数回通って体の調子を診てもらっていました。

既往歴がある人は、リスクが高いという事で産科の受け入れを渋る病院もあります。

私は旦那さんとも相談して、循環器内科もある総合病院に分娩予約をしました。

 

私の住んでいる地域では、妊娠9ヶ月までは近所のクリニックで妊婦検診が受けられるシステムがあり、分娩予約をしてからも、近所のクリニックで妊婦検診を受けられました。

クリニックは近いし土曜日も診察してくれたので、旦那さんもずっと立ち会えて、本当にありがたかったです。

という事で、近所のクリニックさん、分娩する総合病院、心臓病のフォローしてくれている病院の3つの病院に通って診てもらう事になりました。

 

里帰りするかしないか

分娩予約をする時点で、里帰り出産をするかどうかを旦那さんと親に相談をしました。

高齢出産の方は、やはり両親も高齢の場合が多いと思います。

私も両親が80歳前後です。父親が4年前に脳いっ血を発症して右半身麻痺の状態で、母親が介護をしているので里帰りをすると母親への負担も大きく厳しいという結論になりました。

私の場合は、旦那さんが夏休みと有給休暇で仕事を少し長く休めるという話になり、まずは2人で頑張ろうという事になりました。という事で、里帰りはしないで今住んでいる近所で病院を探しました。

あとは利用はしませんでしたが、住んでいる地域の子育てサポート制度で、ヘルパーさんを頼める事もあるそうです。各地域でそういう応援制度があるかもしれません。

出産後に誰が手伝ってくれるかは、病院の助産師さんからも数回聞かれました。

出産前に前もって、手伝ってもらえる人にお願いしておく事が大切なのだと思いました。

出生前診断について

出生前診断をするかどうかは、妊娠初期に判断を迫られる検査です。

私達は「検査しない」と決めました。が、とても悩みました。

それについて書きたいと思います。

 

 

 

出生前診断について

出生前診断は、おなかの赤ちゃんの病気や障害について妊娠中に調べる検査です。

「母体血清マーカー検査」「胎児超音波検査」「羊水検査」「絨毛検査」などがあります。

「超音波検査」は、毎回の妊婦検診で先生に診てもらえます。

その他の検査は、実施している病院と実施していない病院があり、また、検査可能期間も短期間なので、事前に調べて希望する人はかかりつけの先生に相談が必要です。

これらの出生前診断で分かる病気は、生まれつきの病気のうちのほんの一部ですが生まれる前に診断をして、中絶の判断をしたり、産むとしても心の準備をしておく事ができます。

そして、35歳以上の高齢出産の場合、染色体疾患の確率が高くなるので検査を受けるかどうか夫婦で話し合いが必要です。

 

私達の場合

妊娠初期にかかりつけの病院の先生に「出生前診断は希望しますか?」と聞かれました。

そこのクリニックでは実施していなかったので、希望する場合は近くの実施している病院を紹介します。いつ頃までに決めてください。という話がありました。

夫婦で何回も話し合いをしました。

念のため検査する。話だけでも聞きに行く。など最初は考えていました。

が、私自身が「もしそれで障害が見つかったら、この子はどうなるの?中絶するの?覚悟を決めて育てていけるの?」とグルグル考えてしまい、話し合いの度につわりも相まってつらい気持ちになって泣き出していました。

そして「どんな結果が出ても中絶はしない。育てていく。」と二人で決めて出生前診断はしない事にしました。

それでもやっぱり「しない選択で良かったのかな?」と心配になることもありました。

 

出生前診断をするかしないか、障害が見つかったらどうするか、はとても難しい選択だと思います。

何が正しいとかは無いと思います。

ここは夫婦でしっかりと話し合って、それでも結論は中々出ないと思いますが、何度も話し合う事が良いと思います。

妊娠中の膀胱炎について

妊娠中は膀胱炎になりやすいという事です。

私も12週(妊娠4ヶ月)になったところで膀胱炎になりました。

その事について書きたいと思います。

 

私が膀胱炎になった時の経緯

私は20代の頃と30代後半に数回、膀胱炎になったことがありました。

排尿痛、残尿感と悪い時は血尿が出ていましたが、いずれも病院で抗生剤を処方してもらって、水分をたくさん飲む事で治っていました。

そして、膀胱炎は「疲れと冷え」が原因だという話を聞いて、膀胱炎になったら体からのヘルプサインだと思って、体を休ませていました。

妊娠中になった膀胱炎も同じ症状でした。

 

その日は、私自身のスマホの機種変更をしに電気屋さんに出かけました。

機種変更の手続きをする途中で、ドコモショップに行くことになったのですが、そこが混んでいて2時間待ちでした。

スタッフさんの対応も丁寧で、ゆっくり出来るソファがあり、雑誌も読み放題、トイレも近くにあり、自販機も近くにあったのでお茶を飲みながら時間を潰していました。

旦那さんとおしゃべりしながら2時間待っていて、普段だったらなんでも無いハズなのに、膀胱炎症状が始まったのです。

排尿時の痛み、残尿感、そして血尿。。。つらかった。

つわりの最中ではあったものの、体調が悪い日という感じでは無かったのですが、膀胱炎になってしまい何度もトイレに向かうことに。

近くの病院を探したのですが、日曜日の夜でやっている病院がありませんでした。

 

**ここで症状によっては緊急病院に向かう方が良いと思います!**

 

私は今までの膀胱炎の時を思い出して、とにかく水分をたくさん飲もう!とにかく暖かい場所でゆっくりしよう!と思いました。

近くのレストランで温かい物を食べて、水分もたくさん飲んでゆっくりして、帰りの電車でもウトウトと眠ったら、だいぶ体調が良くなりました。

翌日も一日中眠っていたら体調がとても良くなり、その後病院に行った頃には、ほぼ治っていました。

 

私は症状が出てから病院に行くまでに、時間が経ってしまったのですが、本当はもっと早く病院に行くべきだったと思います。膀胱炎から腎盂腎炎になってしまう人もいるそうなので要注意です!!

 

妊娠前は仕事やプライベートが忙しかったり、体調を崩していたりと疲れが溜まっている時に膀胱炎になる事が多かったのですが、この時は特に体調が悪いわけでも無かったのに膀胱炎になった事が衝撃でした。

妊娠中は免疫力が落ちるし、膀胱に雑菌も入りやすいそうです。妊娠しているという事だけで、相当弱っている状態なんですね。

妊婦さんがこれを読んでいたら、ぜひともお気を付け下さい。。

f:id:pond_316:20190716120751j:plain